日本脳炎ワクチン

日本脳炎とは

日本脳炎ウイルスは感染した蚊に刺されることにより感染します。日本脳炎ウイルスは蚊から豚や野鳥のような脊椎動物に感染してそこで増殖し、その血液から蚊により他の豚や野鳥に感染していくというサイクルで増殖を繰り返しています。人間は他に感染させることのない最終宿主といわれています。

感染地域

日本脳炎はアジアと西太平洋地域で見られます。アフリカ、ヨーロッパ、アメリカでは局地感染は見られておりません。アジア地域での感染は夏から秋に多く見られます。感染地域では小児を中心に発生していますが、旅行者への感染は全ての年代でみられています。

症状

ほとんどが急性脳炎の形で発症します。中等度では無菌性髄膜炎や不明熱の症状が出現します。潜伏期は5〜15日です。急な発熱、頭痛、嘔吐で発症し、数日以内に精神状態の変化、局所神経症状、全身倦怠がみられます。
死亡率は20〜30%で、生存者の30〜50%に神経症状、認知障害、精神障害が出現します。日本脳炎に対する特別な治療法はなく、保存療法のみです。

破傷風ワクチンについて

ワクチンは1~4週間間隔で2回接種し、1年後追加接種を1回する(基礎免疫が完了)。基礎免疫の完了後は、1回の接種で4~5年間有効な免疫がつきます。

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